令和と昭和では、世の中の常識も考え方も大きく変わりましたが、その中で仕事に関する文化も大きく変わっています。今回は現代では考えられないような昭和の常識をいくつかご紹介します。
令和と昭和の転職
現代では転職が当たり前のキャリア3,0時代と言われており、より良い働き方を求めるビジネスパーソンが増えています。一方、昭和時代は終身雇用や住み込みという文化が強く根付いていたため、1つの企業で定年を迎えるというイメージがあるかもしれません。しかし、そんな昭和時代でも多くの人が転職を考えていました。実際、昭和の本屋や商店では求人情報誌がたくさん売られており、分厚い情報誌を抱えて家に帰る社員もいたそうです。
令和と昭和の給与事情
現代では銀行振込が一般的で、企業によっては仮想通貨で給与の支払いをするなんてこともあるそうです。一方、昭和の時代は給料の手渡しが一般的でした。家にたどり着くまでドキドキですが、現代に比べてお金を貰う喜びも大きかったかもしれません。
令和と昭和の服装
クールビスという言葉が浸透してはや10年以上の月日が経ちました。現代では夏場の軽装は当たり前ですが、実は昭和にも省エネスーツというものがありました。オイルショックの影響を受けて開発された省エネスーツですが、なんと半袖のジャケット。今でも着ている人はいるのでしょうか、、、
令和と昭和の意思疎通
現代ではメールや電話、簡単な資料作りであればスマホでもできるようになりました。一方、昭和時代に流通していたのはポケベルです。ポケベルはお知らせの機能しかないため、出先でポケベルが鳴ると急いで公衆電話を探し、会社に電話していたそうです。
令和と昭和のメール
現代では1日に100通以上のメールを受け取ることも珍しいことではなく、日々膨大なやり取りに追われていると感じるビジネスパーソンも多いです。一方、通信の主役が郵便だった昭和時代もそれなりに大変でした。会社には毎日莫大な量の書類が届き、台車を押して郵便物を配るのも仕事のうちだったそうです。
令和と昭和の機械
IT化が進んで便利になった現代社会。メールなどは全てデジタル化され、タイプミスをしても何度でもやり直しが効きます。しかし、タイプライターが主流だった昭和では、「1つ前に戻る」「取り消す」などができず、1文字間違えれば、全てやり直しだったそうです。